犬のボケについて

犬を含めた、あらゆるペットに対する医療が発達したことで、ペットの平均寿命は伸びてきている傾向にあると言われています。それ自体はとても喜ばしいことであり、飼い主にとっても、自分の愛犬が長生きすることは嬉しいことに違いありません。しかし、そのことは同時に新たな問題も生み出していると言われています。ペットの高齢化が進んできたことにより、いわゆるボケ(痴呆)の症状を見せる犬が多くなってきているようです。これは、飼い主にとっても深刻な問題であることは間違いないでしょう。

例えば、ご自身の愛犬が高齢になり、以前はしていなかった不思議な行動をし始めたら、もしかしたらそれは高齢となったことによる、なんらかの症状である可能性もあるかもしれません。

例えば、突然夜中に吠えだしたり、そのまま家の中や外をウロウロと徘徊をしはじめたり。トイレ以外の場所で便をしてしまったり、それまで規則正しく行っていたトイレの時間が、バラバラになったり。やけに沢山エサを食べるようになったり、エサ以外のものを食べるようになったり。物の匂いが分からなくなってしまい、食べていい物とダメな物の違いが分からなくなってしまったり。やけに狭くて入りにくい場所に入り込むようになったり。移動に元気がなくなり、舌を向くようにしてトボトボと歩くようになったり。いつもは名前を呼んだら来るはずなのに、いくら名前を呼んでも反応してくれなくなったり。飼い主である自分や、自分の家族に対して吠えるようになったり。

犬は人間とは違う考え方で動き、人間が予測できない動きをするものであるため、それが高齢によるものなのかどうか判別がつきづらいかもしれません。

いざという時に愛犬の変化を見つけるためにも、若いときからきちんと習慣づけた生活をすることが大事なのかもしれませんね。